耐震補強での減災とは?


耐震補強で「減災」という考え方を取り入れるということはどういうことなのか?

先ほども記載しましたが、国が定める耐震補強は震度6強の地震が来ても倒壊しないということが前提になっています。この震度6強という強さを力の大きさに変えて、それと同等の耐える力を家が持っている事が条件だとも言っています。

これをクリア―するためには、旧耐震で建てられている家の場合、耐震補強費で150万円程度から250万円程度の費用が掛かる結果も出ています。

また、耐震補強を行うとリフォームもしたくなるということもあり費用はさらに膨らんでいく傾向にあるため、そんなにも費用が掛かるなら、耐震補強を行わないということに繋がっていくようです。

「減災」とは、上記に記載したように、費用が高額になれば耐震補強をしないということから、費用を抑えた補強ということになります。目的も「命を守る」というようにある意味特化した補強ともいえるかもしれません。

そのため、想定している地震の70%の耐力があれば、倒壊は免れるという調査結果もあり、減災はその数値を目指した補強になります。

費用も、各家によりばらつきがありますが、多くは50~100万円前後で収まる耐震補強になります。

 

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耐震補強の考え方について


弊社では数多くの耐震補強を行ってきました。最近では、市川市の新田自治会と市川工業高校とのコラボによる耐震診断で結果が悪い方を対象に耐震補強をさせて頂きました。

この耐震補強ですが、国の定める耐震基準に合わせると、比較的高額になる場合が多く、ほとんどの方が耐震補強までしないという傾向があり、頭を悩ませているところでもあります。

というのも、家の耐震化は住人にとっても、地域の人たちにとっても重要な事であることを認識していない事が、いざというときに大変な事態にまで及ぶ可能性があるということです。

今回、熊本を中心に地震による被害が多く出ています。テレビで拝見すると、1階がつぶれてしまっている家や、道路をふさいでいる倒れたブロック塀が確認できます。

ブロック塀が倒れてしまうと、災害救助の面からも大変な事であること。

そのため、特に道路に面している塀はしっかりとしたいものです。

また、倒壊してしまった家の多くは1階がつぶれ、2階はそれほどの被害を受けていないのもが見に写ります。

言い方を変えると、最低でも1階の耐震補強をすれば良いという考え方もできます。

私たちは、より多くの方に安全で安心した住まいをお届けする義務があります。

それには家の耐震化は避けて通れないものだとも認識しています。

これを解決する方法の一つに「減災」という考え方があります。

この考え方を取り入れると、費用も抑えられ、最低限守らねばならない命を守ることができます。

まずやらねばならない事、それは自分を守り、地域を守ることではないでしょうか?

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建材による耐震補強


皆さんお久しぶりです。
花粉が厳しいですが、春の陽気もあってすごしやすい
季節になりました。
さて今回も僕が担当した耐震補強工事について書きたいと思います。
まず最初に写真で工事内容を見てください。
施工前
↑正面の壁を耐力壁に変更いたします。
解体状況
↑まずは既存のモルタル壁を解体です。
ラスカット
↑耐力壁にするためラスカットを張りました。
モルタル
↑現状復旧の為モルタルを塗りました。
完成
↑特に違和感も無く復旧いたしました。
今回は筋交を入れるような工事ではなく、メーカーさんが販売している
建材で耐震補強を行いました。
今回使用した建材はノダさんのラスカットです。
この建材はモルタル塗りの下地でよく使用するのですが、実は耐震補強にも効果があるんです。
実は張るだけとか、取り付けるだけで耐震効果が見込める建材が多様にあります。
もちろん施工方法を遵守しないといけませんが、場合によっては思いのほか早く、安く工事が
可能な場合があります。
もしかしたら、数年前は大工事だったのが、今では簡単な工事で可能になるかもしれません。
今後も耐震補強に役立つ建材を探してみたいと思います。
YUN

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耐震工事


みなさま、ご挨拶遅れましたが、新年明けまして
おめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
さて今回は、僕が担当している耐震工事について
書きます。
工法が、外壁にブレースを取り付ける方法なのでその工法に
ついて写真で紹介いたします。
P1100920.jpg
←上部はブレースを固定する金物をコーチボルト等で外壁に固定します。
※今回は固定箇所の胴差が軒裏にあったので軒天の中に取り付けます。
P1100937.jpg
←下部のブレースを固定する金物は基礎に取り付けます。
写真は金物を基礎に取り付けるために基礎に穿孔工事を行っております。
穿孔にケミカルセッターという特殊な薬品を使用してケミカルアンカーを
取り付けます。
P1100941.jpg
←ケミカルアンカーの写真です。
定規をあてて充分な深さまでアンカーが到達したか確認します。
このアンカーにブレースを固定する金物を固定します。
P1140042.jpg
←上部の金物にブレースを固定した写真です。
P1140030.jpg
←下部の金物にブレースを固定した写真です。
今回は上部では軒天、下部では設置箇所が地中だったので、工程が若干多かったのですが、
この工法は条件をクリアー出来れば特に建物をいじらないで耐震補強ができる工法です。
つまりは最低限の補修費で工事が出来ますし、外部取り付けで見た目には少々問題がありますが
建物内に入らないので施主様の負担も軽減できます。
耐震補強を考えている方は参考に如何でしょうか。
次回は完成写真を載せたいと思います。
YUN

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耐震診断のご報告


皆さま、こんにちは。
今回は、先日おこなった耐震診断についてご報告したいと思います。
今回の耐震診断には、NPO法人の方たちに協力して頂きました。
P1100701.jpg
P1100858.jpg
1階の天井裏を検査して頂いています。この方達はしっかりとしていて、押入の天井を抜かないように合板を敷いて1階天井裏を確認してくれました。
P1100836.jpg
2階の押入から小屋組みの確認をして頂くところです。このあと、2階の天井を抜かないようにする為、角材を2本使用して確認をしてくれました。
P1100860.jpg
更にそれだけではなく、完全装備にて、床下にもぐってもらい基礎の状況等の調査をおこなって頂きました。
P1100877.jpg
床下の狭いところを隅々まで、はいつくばって調査をして頂きました。
P1100881.jpg
ただ機械的に調査するだけではなく、依頼者との会話にていろいろな状況等の聞き込みもおこなってくれました。
今回の耐震診断においてNPO法人の御二方にはご協力いただけて、とても感謝しています。
今回ご協力いただけた、NPO法人様のように素晴らしい方たちがいらっしゃいますので、皆さまのご自宅も健康診断(耐震診断)を受けられてはいかがでしょうか?
ホソカイ

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