誰を信じたらよいのか・・・


11日にK様宅の耐震補強結果を報告してきました。
今回の案件は船橋市の無料相談会に来た方で、耐震診断をしてほしいと頼んできたため、建築士会で受けたものです。
船橋の建築士会では、必ずペアになって調査をすることになっているため診断される方はかなり安心感があるといっています。
まずは結果ですが1階が0.67と0.85。
意味としては0.67の方が「倒壊する可能性が高い」、0.85の方が「倒壊する可能性がある」という意味になります。
これらの結果を伝え説明すると会話の中で以下の話が出てきました。
K様 近くの大工さんに、「家のことが心配だから地震が来ても大丈夫なようにしてください。」
大工 「診断はできないが、外壁に合板を打ち付ければ大丈夫ですよ」
といわれたそうです。
まだこのようなレベルで話す方が多いのにはびっくりします。
耐震診断は補強が必要かどうか、また必要であればどこが弱点なのかを知るためのものです。
そのことを把握した上で補強案を作っていきます。
今回の案件の場合、外壁を補強をすることで合格点まで挙げるにはかなり困難でした。
しかし、お客様は大工さんの言ったことを信じて工事を行うところだったそうです。
そんな時、新聞を読んで無料相談会に来たそうです。
本日の教訓
本当に重要なものは感や今までの経験で答えるれレベルではありません。
計算をし、ひとつひとつ裏づけをし答えを出していくものです。
特に耐震診断は、計算をし、だしていくものであって、このぐらい強くすれば大丈夫という答えであってはならないのです。
そして、診断をもとにその家々にあった補強案を出すのが私たちの腕の見せどこなのです。

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以前掲載した K様邸耐震補強報告


以前掲載したK様邸の耐震補強報告をします。
この案件は日本大学理工学部非常勤講師で工学博士である八島先生が考えた耐震補強です。
独特な補強で、基本的に外部からの補強としているため内装の復旧工事も少なく、住まい手に精神的な負担をかけずに済む補強方法です。
工事前の南側の写真です。
IMG_0399.jpg

補強後は、この様になります。
P1010246.jpg

このタイプ゚の補強は大きな独立基礎つくってもたせる工法です。(既存との基礎に接合します)
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配管等がある場合には切り回しをし、
その後、鉄筋を組みます。
また、既存基礎に差し筋をし一体化するようにします。
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コンクリートを流し込み、固まった後、鉄骨の柱を取り付けます。
P1010257.jpg

柱頭部は胴ざしに通しボルトで留め、力がうまく伝わる様に建物内部に火打梁を入れを補強します。
P1010256.jpg

P1010254.jpg

先ほどの裏側の部分になります。
写真で見わかるように階段室になっており、火打梁をどうするか悩んだのですが、お客様の承諾を得てつけることにしました。
つける前はどうかなとも思いましたが、特別の不便さは感じられず問題はなし。
P1010258.jpg

その他の場所の補強です。
P1010312.jpg

P1010310.jpg

内部の補強に関しては足りない部分に筋交いが入っているところの端部に金物を取り付け、耐力を上げていきました。
この写真は、梁を飛ばすための鉄骨の梁が入っており、通しボルトで留めていたため、一般的な金物が利用できず、オリジナルのものを作って対応しました。
9-左上

筋交いの金物は梁又は土台と柱に取り付けますが、リフォームではなかなか状況的に難しいところが出てきます。
5-右上1

そのときには下のような柱だけで取付可能な金物を使います。
4-左下

写真に写っているのは、鋼製の火打ちと梁を緊結するプレートです。
意外と他の業者はここまでやっているケースは少ないようですが、梁と梁の接合部はしっかりと緊結したいものです。
そうしないとせっかく作った耐力壁の力がうまく伝わっていかず、本来の持っている力が発揮できなくなってしまいます。
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港区K様邸 玄関ドア、タイル工事


K様の玄関ドア交換、タイル張替その他工事が終わりました。
以前の玄関の土間はコンクリート素地。
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タイル屋さんは大変です。(ご苦労様です)
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今ではごらんの通りになりました。
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以前の外観は
DSCF7298.jpg

それでは、変身!
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同時期に別な現場でも玄関ドアを換えましたので、出来次第アップいたします。

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T様邸 耐震補強 その7 軒裏に・・・


T様邸 耐震補強 その7
耐力壁の工事もほぼ終わり、復旧作業やその他の工事に取りかかりました。
軒裏が波打っていたので、部分的に交換します。
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あけてみると以前屋根工事をしたときの廃材が置かれていました。
結構こういう場面には遭遇するんですよね。
基本的にモラルの問題なんですけど、めんどくさいからいいやという考えがこのような写真のようになってしまいます。
P1000501.jpg

その後、軒裏に入っている廃材を撤去し、張り替えました。
別の場所では、玄関のタイルの張替を行いました。
以前のタイルは部分的にかけていて浮いているところもあり、補修ではタイルの色の差が出てくるため、張替をお勧めしました。
P1000082.jpg

P1000510.jpg

本日の教訓
業者を選ぶときは営業マンの話だけでなく、仕事に情熱を持っているかも見極めることが肝心です。
(営業マンの姿勢が自社の利益を求めるのではなく、本当に喜んでもらうという姿勢が受け取れるかかが重要)

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T様邸耐震補強 その6


T様邸 耐震補強 その6
1階の耐震補強が終わり2階の補強を開始しました。
壁をはがすと梁がなく、このままでは力がうまく伝わらないため、急遽梁を入れることに。
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その後、筋交いや仕口ダンパーを取付て耐力を上げていきます。
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梁の仕口は金物で補強!
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