冬場の寒いときはトイレや洗面室等の窓から入り込むすきま風の冷気が気になり、突っ張り棒等を使ってカーテンを設置されているお客様から「どうにか冷気が入り込まないように改善できないか?」というご相談を受けました。そこで弊社は二重サッシの設置のご提案をさせていただきました。その理由として、隙間風の流入の問題が解決できること。更には家の断熱化により、今まで以上に快適に暮らせること。費用面でも二重サッシの工事を行うことで、お客様が住まわれている市の助成金と先進的窓リノベ2024事業という2つの補助金が利用できて、総工事費の3割弱の出費で済み、お客様の経済的なご負担を少なくすることができるためです。ただし、どの窓にも簡単に設置できるかというとそうではなく、二重サッシを設置する窓枠は5㎝~7㎝程度の奥行きが必要になります。また、ハンドルを回して窓を開けるタイプの窓に設置する場合、ハンドルが邪魔をして必要な奥行きの幅が確保できない場合があります。そのような場合には裏ワザとしてハンドルを出の小さいものに交換し、それでも確保できない場合には「ふかし枠」(窓枠の奥行を広くするための部材)を設置することで対応します。
ハンドル交換前
ハンドル交換完了
ハンドル交換前
ハンドル交換及びふかし枠設置完了
二重サッシを設置することで、冷気の流入を抑え、予想外に部屋にいて外部からの音を軽減できたとお客様に喜んでいただけました。