なぜ、家が必要なのかを考える 2


ちなみに

「住めるところではない」

とネット検索すると、

暮らしにくい 暮らしづらい 住みにくい 人の住む所ではない 人の住む所じゃない 人の住めるところではない 人の住めるところじゃない 住みづらい 非居住地域の アネクメーネの 居住不適の 居住に適さない

と出ました。

要は、住めることはできるが「適していない」「暮らしづらい」といった、根本的に人間の欲が前面に出ている感がします。

仮に欲がそうさせているとなると、車中泊がダメという理由も理解できます。

では、どんな欲があるからなのでしょうか?

50代からのリフォーム

長い時を過ごす家が世界で一番好きな場所…
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なぜ、家が必要なのかを考える 1


熊本地震で多くの家屋が被災し、一時的な入居先として無償提供する公営住宅の抽選会を熊本県、熊本市が実施しました。多くの応募が殺到したそうで、抽選に外れた人は「どこでもいいから住めるところを」と涙ながらに訴えたという記事がありました。

また、別の記事では自宅が歪み、車中泊も経験したが、抽選にははずれ涙を流しながら「あと2年は働きたい。仮設住宅でも何でもよいから住めるところがほしい」と訴えたそうです。

「住めるところ」とはいったいどのような場所なのか?

車中泊も経験した方もいらっしゃる中で、車は住まいには適さないと言いっています。

何故なのか? 空間が狭いからなのか? それではハイエースのような車であればOKなのか?

ちなみに私は小さいころよく押入の中が寝床でその中で寝ていました。ある意味狭い空間が心地よかったのを記憶しています。

だとすると空間が狭いということが最大の問題ではないのかもしれません。当然膝が曲がるような、横になれない状態は別としてですが。

それでは寝るところはあっても、キッチンやリビング、トイレ等が無いからでしょうか?

もしそれらが揃っていれば良いということであればキャンピングカーでもOKということになります。

テレビでも清水国明さんがボランティアでキャンピングカーを提供しています。

ある意味、これでも暮らしていけるとは思いますが、多くの人の望みではないような気がします。

では、「住めるところとは」どのようなところなのでしょうか?

 

 

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地震被害による赤紙の強制力について


地震で被災された家については建築士の資格を持った方で講習を受けた方が認定され現地を調査し、判定した結果の紙が各家に貼られます。家に赤紙を貼られてしまうと、住まい手にはより大きな精神的ダメージが加わり、今後どうしたらよいものかと途方に暮れてしまうことに繋がってきます。

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メディアによる記事では赤紙に対する強制力はないといっていますが、やはり「命」を守るためには危険と納得し、次への道へと進むことが大事だと思います。

当然、このような事を書いたからといってすぐに「はい」とは言えないと思いますが、専門家を信じ、行動していただくことを願います。

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建物のエキスパンションで思うこと


熊本地震での報道でマンションのエキスパンションについていろいろな記事が出ています。その多くは、専門家が反論し、「壊れて問題はない」ということを多くの人が言っています。しかし、私はそうは思っていません。

壊れていいのはあくまでエキスパンション自体であること。躯体に被害を及ぼさないということが前提です。しかし、写真で判断する限りでは、手摺部分のコンクリートが破損しています。それも上階に行くにしたがってひどくなっているようです。

また、耐震工学の第一人者でもある和田氏(東京工業大学名誉教授)も被災地に入り、以下のような記事を書いていました。

「L字型に配置された中高層マンションの場合、L字の2つの辺の間に縦方向の隙間(エキスパンション・ジョイント)を設けるが、この部分の設計施工に問題があり、大きく破壊したところがある。設計上の配慮が足りていなかったことが残念である。」

実際のところ、現地を見ていないので結論的なことは言えませんが、少なくとも一般住民が不安になっていることは事実であり、設計者や施工者は、その精神面においても配慮する必要があると思っています。

 

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家はその時々で変えていくこともあります。


先日、2×4の建物に住んでいる方から相談がありました。大手のハウスメーカーで建てた2階建てで、1階はご両親。2階がご夫婦の2世帯という間取りです。

2階のキッチンは独立型で、リビングには一度廊下に出て、もう一度ドアを開けて入るスタイル。これをLDKの一間に変更するため、間仕切り壁を撤去し、キッチンを対面にしたいとのご相談です。

図面を見ると、撤去したい壁が耐力壁となっており、基本的には撤去できない構造になっていましたので、その事を告げると肩をがっくりと落されたようでした。一応、「建てたハウスメーカーにも聞いてみたらいかがでしょうか?」とアドバイスをしたところ、営業マンがやってきて、図面をコピーして数日後、「間仕切りを取ることはできない」との返事っだったそうです。

弊社では2×4工法は取り入れていませんが、この工法はすごく合理的なんです。基礎も在来と比べると、すごく簡略化されています。そして家自体が強いという特徴を持っています。しかしそのため、大きな間仕切りの変更ができないといったことにもつながります。(決してできないというわけでもないのですが、不向きと思っていただければと思います)

住んでいる方も、そのような話をしていくと、当時家を作る際、2×4とはどのような建物なのか理解していなかったし、大掛かりなリフォームをするなど考えなかったと漏らしていました。

私もこのような仕事をさせて頂き、それなりの経験もさせて頂きましたが、住まいとはその時々で変えていくこともあるという前提で建てるべきだと思いっています。そのため、大手のハウスメーカーの家は、私から言えば商品であり、気に入れば問題はないですが、オリジナルの商品を改造をするということは、無理が生じる可能性があるということです。

たとえば車。トヨタのクラウンを買ったとします。しかし、途中で家族の状況が変わり、子どもやご両親等が一緒に住むことで大人数が乗れるワンボックスに変更したい時、クラウンを改造するより、新たなワンボックスを買った方が金銭的に考えても得策です。

しかし、家は5年や10年で交換とはいかないのが普通。そのため、その家をその時代に合わせて変化させていくことが必要になることは想像がつくと思います。

決してハウスメーカーの家がダメだとか、2×4の家がダメだとかではなく、「家を商品として考える」のか、「家は家族と共に育てていく」のかの違いがあることを認識したうえで選ぶべきではないかと思います。

 

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