トイレの引き続き、給湯器でも品薄の状態になっているということです。
東南アジア全体でのクラスター発生でロックダウンしたことが大きく影響を与えている
夏ごろにクラスターが発生してしまった東南アジアには、工場があるわけです。ですので、ロックダウンしてしまうと、まず、部品の生産が出来ないということになりました。
それが今年の10月ごろ。
その影響はいまだに続いていて、 品薄状態を改善できる見込みはなさそうなのです。
そうすると出てくるのが悪徳業者
給湯器交換に関するトラブル紹介
このようなメディアでの報道があると、どこからともなく現れるのが「悪徳業者」だったりします。
もちろん全てが詐欺というわけでもありません。ただ、必要な点検や説明をしなかったり、安易に高額なものの購入を勧めたりした時には、きっと焦っているとは思いますが、一度時間をあけて冷静になってから判断をして頂きたいのです。
- 点検依頼がないのに訪問してくる
- 購入や施工費用の前払いを強要される
- 相場よりも高額な請求をされた
- 見積もりと異なる高額な請求をされた
「給湯器自体が品薄で・・・」ということで、今修理しないと生活に支障が出てしまうという消費者の弱みに付け込み、高額な請求をしてくる業者には、注意深く対応してほしいと思います。
給湯器の交換時期は一般的に10~15年が目安となります
メーカーでは「設計標準使用期間」が定められています。その期間が10年。長く持つと15年ほど現役で使える場合もあります。
修理の場合はその部品が残っているかというところが問題になるのですが、10年間は部品の製造をメーカーはしています。
その在庫を業者が在庫で持っていると、10年を越えても修理をしてもらえる場合があります。
給湯器の寿命を少しでも伸ばす普段からできることのまとめ
品薄な状態が続くと分かっていますので、出来ればこの冬の間は故障しないで使いたいですよね。
故障の原因となるのは、おおむね配管の劣化に伴うものが多いです。
以下にまとめます。
- 給湯器の電源が入っていない時に水を使う場合は水側のレバーをあけて使用する。
- 凍結を防止する機能をしっかり作動させるため、寒い時期は使用しない時でも電源は抜かない。
- 本体外部の配管には断熱材をしっかり巻く(必要ならば配管用ヒーターも利用する)。
- 旅行などで給湯器を長期間使わない場合は、水抜き用バルブから水を抜くようにする。
- 排気口や吸気口のごみ取りなど、簡単な清掃は行う。(本体内部は危険なので行わない。)
というわけで、春になれば多少状況も変わってくるのではないかと思いますので、かしこく乗り切れるようにしてください。