近頃はバリアフリーという言葉が使われる機会が非常に多くなってきたように思います。
高齢者が住みやすい社会をつくるためにバリアフリー(物理的な障害・障壁がない)という考え方の重要性が増えてきているんだと思います。若くて健康な時、身体が十分に動いている時は、なかなか歳をとった時のことが想像できないと思います。ですが人は必ず歳をとります…。バリアフリーの家造りは、高齢者や障害者である人のためだけに必要なことではなく、将来の自分達や子供たちのためにも必要なことではないかと思っています。
なぜ、こんなふうに思ったかといいますと、以前私は骨折して入院しその時、車椅子やまつばづえの生活を体験しました。病院の中では、トイレも広いし、食事の時のテーブルの高さも、エレベーターのスイッチも、あまり不自由を感じる事なく生活しておりました。ただ週末に一時帰宅することになり、いざ自宅へ戻ると、ほんの少しの段差も超えられず、トイレも狭く、1度座れば立つことも、すべてにおいて、とても時間がかかり、くつるげるはずの我が家なのに、大変苦労しました。自分で体験してみて思っていたもりも、ずっと不自由を感じたことにより,今になってみると、骨折は痛かったけれど色々考える、いい経験ではなかったなと思っています。
今後、家つくりをしていく上で、そんなところに気をくばりながら、細やかな配慮をしていけたらいいなぁ、と思っています。
長寿社会に向けて…。

日暮
