まずは動画をご覧ください。
何の気なしに塗っているように見えませんか?
でも、これで大丈夫なんです。
出来上がりはこちらの画像。
壁に塗装した板を張りつければ、アンティーク調の壁が出来上がりました。
本格的に手順を追うと塗装はけっこう時間がかかります
今回利用したのはホームセンターに売っている、手に入りやすい水性ペンキです。
エイジング塗装/アンティーク塗装 専用の水性ペンキも売っていますが、それを使わなくてもペンキの色と木材をうまく選べば、雰囲気よく仕上がります。
時間をかけずに壁へのアンティーク塗装を仕上げるにはコツがありました
木材へのしっかりしたアンティーク塗装の手順を追うと
- ウッドステイン(2度塗り)
- 乾燥
- 本塗り
- 乾燥
- ヤスリがけ
ざっくりな工程ですが、塗って乾かしを何度か行わないといけません。
もちろん、その方法でも良いのですが、もう少し手軽にアンティーク調の塗装を愉しみたいという方のために今回はご紹介します。
壁に直塗はしない
壁にペンキを直に塗ろうとすると、広範囲ですし、塗りたくないところにペンキが付かないよう、養生するのも大変です。
今回は同じ幅の板を先に塗装して、貼り付ける方法を選んでいます。
短くカットされた木材でしたら、 ペンキを塗る時の広い場所を確保する必要もありません。
また、初心者の方には横において塗る方が、 垂直に塗るよりも、 垂れてしまったりということもなく、塗りやすいと思います。
木目のはっきりしている板を選ぶ
今回は杉板を使っています。
杉は柔らかい木材で、年輪がはっきりとしているのが特徴です。
(柔らかいと切ったりする時に楽になります。)
元々の木目を生かすために、出来るだけはっきりと木目が分かる板を選ぶと仕上がりがきれいです。
厚く塗らない 塗ってこする
せっかく木目のはっきりしている木材を選んだので、その風合いを消さないよう薄く塗るのが、楽してきれいに仕上げるコツとなります。
ムラのないよう塗装するのには技術が必要です。
でもこの塗り方ですと、技術も必要ないですし、早く乾きますので一石二鳥です。
ペンキの色にもよりますが、今回は2回重ねて塗っています。
刷毛でペンキを塗った後に、いらない布などを使って木目がはっきりするようにこすって薄くのばします。
コロナの影響で自宅にいる時間が長くなりました。
テレビなどのメディアでも取り上げられていましたが、自宅での過ごし方を考えるにあたって「居心地の良さ」を求める傾向が、強まっているそうです。
家族であっても個々のスペースが持て、かつ居心地の良い広さに余裕のあるリビングが理想ですが、なかなか間取りの変更は難しいです。
壁や天井、カーテンやソファーなど、室内空間の中でも大きい割合を占めるものの、色や風合いを変えるだけでも感じ方が変わってきますので、より快適に過ごせるよう工夫ができるといいですね。
今回は簡単で、ちょっと変わったおしゃれな雰囲気を出せるDIYのご紹介でした。