大手だからといって・・・

建築士会を通して、船橋市の住宅相談の相談員をさせて頂いております。来られる方の相談はいろいろありますが、多くの相談は「耐震」、または「作った家が思っていたのと違うこと」に分けられます。

後者の「作った家が思っていたのと違う」というのはほとんどの場合、不具合に対しての対応が悪いといったことが挙げられます。特に大手に頼んだ方にこのトラブルが多く聞かれます。

大手だから大丈夫。大きい会社だから心配ないと多くの人が思っています。

ある意味間違ってはいないのですが、やはり人なんですよね。

考えされられます・・・

工事の技術力とは? その4 管理者の質

第三者の管理の質についてですが、当然施工の手順や内容を熟知していることは当然です。また、建築基準法の法的な知識も必要になります。その上でさらに必要なものは、お客様により良いものを提供したいという想いを持っているかどうかにかかっています。

これが実に難しいですよね。弊社の場合、毎朝経営理念の唱和から始まって、社訓、ミッションの唱和、・・・という朝礼を行っています。

しかし、これでもまだまだなんですね。

私が最終的に感じているのが、トップの考え方がとても左右されるということです。

いかにトップ自身がお客様に対し、より良いものを提供したいと考えているかなんです。

 

なので、第三者の管理がしっかりしているかの判断基準としては、会社の理念や使命が言えるかどうかにともいえます。また、その上司が理念や使命等が言えなければある意味、会社の方向性はバラバラで、その人次第で品質が変わるともいえます。

 

また、多くの現場では建前での管理者がいたとしても、現場に来ることは少なく、大工さん任せが多く見受けられます。

仮に来ていたとしても、施工ノウハウや法規的な知識不足が最終的に現場を見ていないと同じ結果につながっていきます。

決して大工さんを否定するつもりはありません。しかし、第三者がいるのといないのでは差が明らかなのは事実です。

 

「工事の技術力」=「丁寧な仕上がり」を求めるのであれば現場を管理する者で左右されるということを忘れないでください。

工事の技術力とは? その3

以前、船橋市の住宅相談から来られた方の耐震補強工事をさせていただいたお話です。

外壁改修をした際、軒裏を剥がして張りなおす工事をしていました。軒裏の板材を剥がすと軒裏の中に何やら黒い物体が見えてきたので取出してみたらほこりまみれになった瓦材。それも1枚や2枚という量ではなく、これでもかっというぐらいに詰めてありました。

すぐそのことを施主様に報告すると、以前に屋根のリフォームをし、瓦からコロニアルに葺き替えたことがあるということでした。そして、その報告を受けた後は「とても考えられない」「あの優しい社長がそんなことをするなんて・・・」と肩をがっくり落としていました。

何故、そのような事をしたのか? ここからは私の予想ですが、廃材の処分を減らし利益を追求したのか、または、瓦材を降ろすのがめんどうくさかったかということだと思います。

それではこのような事を起こさないようにするにはどうしたら良いか?

第一に、現場を管理している方の考え方がしっかりとしているかです。そして、しっかりと指示が出せればこのようなことは起きないはずです。

普通、このようなことはないと多くの方が思っています。しかし、現実は・・・

長年リフォームの仕事をしていると、多かれ少なかれ現場の問題に直面します。そしてそれを知った施主様は、当然信頼した人に裏切られたという、悲しい気持ちになってきます。

私は多くの悲しみを見てきたからなのか、どうにかしたい。その想いが強くなっていき、第三者を就かせる今の工事スタイルになりました。

 

ここでもこのように思う方がいると思います。

他社でも第三者が管理しているのではと。

次回、第三者の管理の質についてお話ししたいと思います

工事の技術力とは? その2

前回、「どうしたら丁寧な施工をしてもらえるのか」を次回お話ししていくと記載しましたが、

どうやって丁寧な施工してもらえる業者を見つけることができるかということに変更してお話ししたいと思います。

丁寧な施工の一番のポイントは現場管理をする(施工とは別の)第三者がいる事。そしてその現場管理者の性格が細かいところまで気づく事や先を読める力があるということにつきます。

リフォームの場合、大工さんにまかせれば大丈夫という方は多いと思います。しかし、なかなかそうはいかないのも事実です。

人はどうしても楽な方を選んでしまうようです。仕事においてもその傾向がでることがあり、それを防ぐのは至難の業ともいえます。そのため第三者が必要になるということになります。

また、上記にも記載しましたが、第三者がいるだけではダメで、その管理している人の性格がとても重要だと思っています。

まとめますと、現場を担当する人次第ということにもなりますので、できるだけ、現場を担当する方とコミュニケーションを通し、どのような性格なのかを見抜くことが大切です。決して外面が良いということではありません。そこを間違えると大変な事にもなる事例を次回紹介したいと思います。

工事の技術力とは? その1

業者選びの話で、施主様が選ぶ基準の一つに「工事の技術力」があります。

この技術力とはいったい何を指しているのでしょうか?

多くの方は、丁寧な仕上がりを思い浮かべるのではないでしょうか?

当然、丁寧な仕上がりを求めていること自体、問題ありません。

実際に、最後まで気を抜かず、こだわりを持って仕事をしている方は多いのですが、意外と細かい部分を見ると「もう少し丁寧に施工していたら」や「ここまで来て妥協したのか」等感じることが多々あります。

私自身職人からスタートしたので、気持ちがよくわかります。しかしわかるからといってそのままでは納得がいかないのも事実です。

特にリフォームは既存との取り合いがあるので、技や考え方、そしてリフォームで使用する道具が非常に重要になってきます。

次回、そのポイントやどうしたら丁寧な施工をしてもらえるのかをお話ししたいと思います。

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