「社長、これ見てください!」
そう言って、スタッフの方が見せてくれた写真が、コレでした。
そのスタッフのお嬢さんが、学校の課題として作ったものだそうです。
その他には
こんな写真も見せてくれました。
お正月も返上で、コツコツ自宅で作っていたとのこと。
お母さんであるスタッフは、接着剤が乾くまでの間、位置が変わらないように抑えているように頼まれたそうです。
模型はまだまだつたないところもありますが、授業の様子について話を聞くと、プレゼンをしたりなどして、なかなか実践的でした。
リフォームのエコライフが、工事やその他の出来事に関して日記風に書いていきます。
「社長、これ見てください!」
そう言って、スタッフの方が見せてくれた写真が、コレでした。
そのスタッフのお嬢さんが、学校の課題として作ったものだそうです。
その他には
こんな写真も見せてくれました。
お正月も返上で、コツコツ自宅で作っていたとのこと。
お母さんであるスタッフは、接着剤が乾くまでの間、位置が変わらないように抑えているように頼まれたそうです。
模型はまだまだつたないところもありますが、授業の様子について話を聞くと、プレゼンをしたりなどして、なかなか実践的でした。
とあるネットニュースを読んでいて、やはり実際に経験している方の意見というのは、なによりも勉強になるものなんだと考えさせられました。
皆様にも是非共有したいと思い、ブログに残すことにいたします。
そのネットニュースの概略は
“
父親の介護を経験した後、リフォームの時期に入っていた自宅を、これから迎えるであろう、母親の介護生活に備えて、そこに重点を置いたリフォームを行った。
”
と言った感じです。
この記事自体も是非一読してほしいです。今度のリフォームに活かせる内容になっていると思います。
その記事の中で気になったのは、床材と寝室でした。
“在宅療養とリフォーム” の続きを読む洗面室のおまけの話です。
施工前の写真をもう一度確認してもらうと分かるのですが
アップにしてみます・・・
ここです!!
見つけられましたでしょうか?
このハンガーです。
これがお客様の日常の動線上になくてはならないものだったのです。
使い勝手の良いハンガーをかける場所がなくなってしまったお客様。
「しょうがないものね・・・」
少々さみしげにつぶやかれます。
「他が綺麗になったし、しばらく使ううちになれてくるものね。少しの間の我慢よね・・・」と、心の声が聞こえてきそうです。
でもまってください!
そのちょっとの我慢は本当に時間が解決してくれますか?
その時気になる違和感は、なくならないと思った方がよいです。
長年の経験からそういえます。
そのちょっとした違いが気になった時点で、毎日の少しの我慢がスタートしたと思って間違いなしです。
「他は気に入っているんだけど、やっぱりここが気になっちゃって・・・」と、再度依頼をされるお客様のなんと多いことか!!
なので是非、その小さな不満は解消しておくべきと考えております。
その時に施工代は追加されますが、良心的な業者であれば、うまくスケジュールに組み込んでくれますので、気が付いた時に早めに言って欲しいと思います。
施工が「追加」の場合と、新たに始める場合では、やはりかかってくる費用が変わるのです。
病院の「再診」と「初診」で料金が違うのをイメージされると、分かりやすいでしょうか?
そもそもそのうち慣れるものごとであれば、リフォーム後に気になってないものなんです。新しい見栄えで喜びを感じている中で、目にとまることはないのです。
以前までと突っ張り収納の思いがけずできたスペースを、有効活用されていたのですが(この狭いスペースに役割を持たせたお客様のアイデアもなかなかです)、人の動きの中で「ちょうどいい」を適切に考えて、高さなどに意味を持たせるのがプロの仕事。
ここで施工後の写真を見てほしいと思います。
まずこの幅にちょうど収まる、そしてデザイン的にもこの空間に収まる、そういった ウォールフック を見つける旅に出かけることになりました。
しかしなかなか見つからないんです。そう上手くはいかないかとあきらめかけた時に、IKEA であるという情報を入手。早速店舗に駆け付けましたが、なんと在庫切れ・・・。しかしこれも縁でしょうか。私の熱意が伝わったのか、店員さんも神対応で応えてくれて、倉庫の奥に眠っていた在庫を見つけ出してくれました。
これで後は取り付けるだけとなりました。
この ウォールフック 刺さるほど鋭利なわけではありませんが、洗濯の動作でふいにぶつかった時はかなりの痛さです。
しかしながら、「バスタオルを掛ける」という目的があります。低すぎてはいけません。タオルが掛けるたびに床をこすってしまっては、掛けている意味がありません。そして、ハンガーに掛けた状態を想定しないと上手くは収まりません。
また「浴室から出てタオルを取る」という動作が困難な位置につけることも無意味です。
ウォールフックを取り付けるという、一言で終わるような作業でも、使う人とその状況を考えて取り付ける。
そんな細やかな心配りを常に心がけています。
建築関係者は自分自身の現場だと思って、もう一度考え直さなければならない、悲しい事件(事故ではないと考えています。)が起きてしまいました。
新築を建てる時にも、修繕をする時にも、たくさんの人の手を借りなければ達成できないのが「建築」という世界です。
始めから終わりまで、ゆがみなく施工されなければ、人の命にもかかわるということを、私を含めた建築の関係者は肝に銘じなければなりません。
現場では経験豊富ないわゆる「職人」といえる方が少なくなってきています。作業をしている人たちが、ほとんど日本語のおぼつかない外国の人という現場も、少なくありません。また、厳しい仕事ですから長くたずさわっている人も、少ないのが現状です。
ただ建築の技術は進んでいるので、複雑な職人的技術がなくても建築可能な仕組みなどもあります。
プレカット工法がその代表ですよね。指示の通りに作れば、安全で早く建設ができる仕組みです。時間がかからなければ、もちろん、コスト面でも優しい。
良いことだらけのように感じますが、それがさらに、現場の技術力を低下させる一要因となっていると考えます。
今回の八王子の階段崩落では、警察の調べが進んでおり、新たな事実が徐々に発表されています。
腐食が確認された木材には、法律で義務づけられている防水加工などの対策がとられていなかったことが分かりました。
アパート階段崩落で住人死亡 相模原の建設会社など捜索 警視庁 | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210502/k10013009381000.html
安いのには理由があります。
建築を現実的な安全を重視して行った場合、やはり相当の額にはなってしまいます。そのため住宅ローンという庶民でもマイホームを持てる、夢の仕組みが出来たのかと思います。
そして、多くの消費者が住宅を持てる選択ができる今は、価格の競争が始まってきます。
より安い材料
より高利率的な工程
そんな段階を過ぎ、コストを抑えるためにできることをやりつくした後は、現場の人件費を削る方へとベクトルが進みます。
その提示された価格の安くなった理由を、きちんと分かって契約しているお客様が何パーセントいるのでしょうか。そして、その安くなった理由を細部まで説明している施工業者がどのくらいいるのでしょうか。
悪循環です。
その悪循環を止めることが出来る人が、現場に実はいるのです。
それが現場監督です。
その現場の施工には、たくさんの工程があり、その工程ごとに職人が入れ替わって一つの建築を完成させます。
その工程を全て把握し取り仕切るのが、現場監督です。
そのはずなのですが、実際問題としてただそこに存在しているだけの、現場を見ない知識だけの人もいれば、現場にはよく来て見てはいるが知識がないため指示が的確でない人もいるわけです。
そこは、施工業者の人材育成にどれだけ重きをおき時間をかけているか、また、本人が自分のするべきことへの責任をどれだけ理解しまっとうしているのか。
結局は、どの業界でも同じことなのです。大切ことは分かっていますが、実行できているかと言われると、胸を張って即答できない。
業者を擁護するわけではありません。
しょうがないと思えるような厳しい状況です。ですが、ここは踏ん張っていきたい。
最後にそこに住む人が泣かなければならなくなる、現状がただただ悲しいのです。
そんな厳しい中でも、自分の責任を全うできる人と、私は仕事をしたいと考えてますし、私自身も常に一級建築士の責務をはたしたいと行動しています。
つまり、こんな世の中だからこそ、最後に問われるのは人間性だと、強く思うのです。
配管清掃の関係で、洗濯機の高さを調整しなければならなくなったO様。
洗濯機の下に空間をつくるために、専用の台に乗せることになりました。
どうせ移動をするなら・・・
ということで、洗面室のプチ・リフォームを決行することになりました。
どのお宅でも不満の一つに「収納スペース」の問題があります。
などなど・・・
そこで今回は「 吊り戸棚 」を取り付けることで、いっきに不満を解決します。
床と奥の壁紙は、似たような色合いのダークなグレーで統一してあります。
暗い色は遠くにあるような錯覚がおきますので、実際よりも奥行きがある空間に感じられるんですね。
マーブル(大理石)柄は高級感が増すだけでなく、汚れやほこり・ごみが目立ちにくいのも良い点です。
洗面室は毎日使う空間で、キッチンと同じくらいに汚れやすい空間です。
掃除を毎日していても、髪の毛や糸くずなど、小さなごみが床に落ちていると思います。
洗面室も壁紙を変えて収納を変更すると、同じ空間でもかなり変わった印象が得られます。
O様の決断が、O様自身へのご褒美となりますように、また、毎日頑張っている家事などの手助けになるような、リフォームになってくれればうれしく思います。
この洗面室プチ・リフォームですが、実はちょっとした気づきによって、もう一工夫することになりました。
ということで、その3に続きます。