朝から港区虎ノ門でのリフォームをしてきました。
内容は玄関ドアの交換、玄関収納の交換、アコーディオン建具取付及び駐輪場屋根新設。
まずは玄関ドアを撤去し床の一部をはつりました。
玄関収納を取り付けるため壁を一部つくり補強します。
玄関ドアの交換作業をしていて問題が発生しました。
メーカーのミスで違うドアが入ってきてしまい、とりあえず後日交換することに・・・
お隣側に自転車を止めるスペースに屋根をかけました。
見てわかるように、お隣にはみ出して取り付けています。
その理由は、ここら辺一帯は借地でお寺さんが持っているそうで、
お隣の家は住んでおらず空き家になっているため、地主に許可をもらい取付することになりました。
また、屋根を切ってはだめということなので既存の屋根の下側に取り付けました。
基礎コンクリート打ち
T様邸 耐震補強 その2
引き続きT様邸に耐震補強です。
解体時に判明したシロアリ被害にあった柱の補強鉄板を作って取付ました。
(会社に帰って即座に図面を引き自社の工場で製作しました。これが弊社の強みの一部です。)
写真では2本の木が左右に取付てあるのでボルトの様子がわかりませんが
しっかりと柱を支えています。
天井面には水平剛性を高めるため鋼製のブレースを取付ました。
今ではいろいろな会社から耐震補強金物が発売されていますが、とにかく値段が高い!
そのため弊社で製作できる金物はは作ってしまいます。
仕口部は耐震補強金物の仕口ダンパーを取付たり、金物で補強したりします。
当然、納まりの悪いところが出てくるのですが、現場にあわせて金物を作ったり、いろいろな金物を使い対応します。
(リフォームの中でも一番難しいところです)
金物の取付が終わると床組みに入ります。
せっかくですから床の断熱材も入れておきます。快適!快適!
そうそう、ピアノを置くために床の補強も一緒にしました。
より床を強固にするため、合板を張ってその上にフローリングを張ります。
本日の作業の全体的な写真です。
T様邸 耐震補強工事スタート
昨日からT様邸の耐震補強工事がスタートしました。
今回の案件は船橋市の助成金(50万円の助成金)を使っての工事ですので、お客様にとってはずいぶんと負担が減ったことと思います。
T様邸の建物は昭和46年に建てられた築37年の建物のため老朽化もそれなりに進でいることと、基礎に鉄筋が入っていなかったため、耐震補強は居間をメインに耐力壁を作り、壁をガチガチに強くすることを避け、一箇所の壁が筋交い片掛け程度の強さで考えました。
また、廊下や部屋の床が一部フカフカしている部分があったので床も撤去し点検することにしました。
耐力壁を作るため壁を撤去します。
そして、天井と床もすべて撤去しました。
一通り居間の内部を撤去し終えてから細部の点検しているといやなものを発見してしまいました。
そう、部屋の隅の柱がシロアリにやられていたのでした。
思っている以上に状態がひどく、指を入れるとズブズブ奥まで入って行きます。
柱の反対側から見ると表面はなんでもないのですが、指で押すとフニュフニュし中身がスカスカな状態になっていることをあらわしていました。
いろいろな面から柱の補強対策を考え、最終的には鉄板で補強することになりました。
≪今日の教訓≫
リフォームする際は出来るだけ周囲の点検をすることが重要。
これを怠ると最終的には高いお買い物にもなりかねない。