リフォームをする時一番のおすすめは『窓』です

昨日も雨が降ったり、まだまだ寒い千葉県市川市です。

寒いと家電を駆使して、家の中を温めるかと思いますが、果たして長期的に見た時、本当に費用対効果は最善なのでしょうか?

昨今、国の方針としては脱炭素社会の実現に向けた政策をすすめています。名前は変われど、補助金というかたちで、省エネ住宅が増えることを応援してくれているんですね。

また、新型コロナウイルスによるさまざまな影響により、生活のスタイルも変わりつつあります。そういった情勢下の中、家の中での過ごし方についても、変化しつつあります。

住まいと暮らしを見つめ直す時、日本の住宅では軽んじられてきた、断熱についてももう一度検討する良い機会になるのではないかと思いました。

『kufura』では、20代から50代の女性479人に、「家を1カ所だけリフォームできるとしたら、どこに手をいれたい?」と聞いてみました。 多くの人がリフォームを願う場所はどこでしょう?

自宅を1カ所だけリフォームできるとしたら?女性479人からあんな所こんな所が続々!(kufura) – Yahoo!ニュース

そんな折に見つけたこの記事。
この記事について私なりの考えが浮かんだので、思いつくままではありますが、ブログに残したいと思います。

リフォーム『やった!』感がピカイチのキッチンはやはり女性に人気です

「リフォームしたい」という声がもっとも多かったのが、キッチンまわり。広く使いやすいキッチンにしたいという声が大半でした。毎日使う場所だからこそ、機能的に気持ちよく使える場所にしたいと思いますよね。

女性にとったアンケートですので「そうなるな」といったところですよね。
リフォーム工事としては、選ぶのには時間をかけますが、既存の製品をその場所におさめるという工事の内容になります。
既存のキッチンの場所に入るものを選び、配管関係の変更もないのであれば、そこまで難しい工事になることはないパターンです。

リフォーム業者として気になることといえば、配管まわりでしょうか。
特に築年数の経っている戸建ての水回りには、気をつかいます。
いざ蓋(この場合は床ですかね?)を開けてみると、傷んでいたり、そもそも適切な配置になっていなかったりと、追加の工事がどうしても必要なのでは?ということもあるのです。

しかし、お客様からしてみると追加で工事料金が発生するのは、とても痛いですよね。
ですので、エコライフの見積もりでは、可能性として発生しそうな工事分も含めた見積もりを用意することもあります。
これはキッチン以外の水回り、洗面室や浴室、トイレなどでも同じです。

本題の断熱目的でリフォームするなら一押しはやはり『窓』

残念なことにこのアンケートでは、あまり注目が集まらなかった『窓』のリフォーム。
暮らしの中で日差しと温度のコントロールは、なぜか日本の住宅では軽視しがち。しかしながらここを攻略した住居は、格別に暮らしの快適さが向上します。
この件に関しては以前、季節ごとに発行している「エコライフ通信」でも取り上げています(バックナンバーをお読みになりたい場合は、お問い合わせください。)

今の季節、朝起きるのがつらいという経験をしていない方のほうが少ないのではないでしょうか?
その一因は、断熱性能の低さです。
日本は季節によって気候が異なります。一年を通しての寒暖差が大きいのに対し、住まいの断熱性能は世界の水準から大きく下回ると言われています。

国土交通省の調査でも、日本にある既存の住宅約5,000万戸のうち、現在の省エネ基準(平成28年施行)を満たす断熱性能が備わっていたのは、11%だけでした。そして無断熱などの住宅は、全体の30%です。

合わせて知ってほしいことがあります。
断熱性能が低い住まいは健康にも影響を及ぼす可能性が高いというのです。
一般的によく言われている健康リスクとしては、 「ヒートショック」があります。 急激な温度変化によって血圧が急変してしまうというものです。

その他ですと、2021年12月に慶應義塾大学などが参加する「暮らし創造研究会」の研究部会が発表した調査(※)というものが参考になります。

部屋の床付近の室温が低いと高血圧のリスクが高くなる

部屋の床付近の室温が暖かい方が高血圧のリスクが低くなっていて、21℃以上ある場合、14℃未満と比べて高血圧のリスクが50%も低下するというのです。
また、部屋が暖かいとお子様のアトピー性皮膚炎である確率が低くなるとのことでした。

このように、「断熱」は健康面でも重要なのです。

暮らし創造研究会「暖房と断熱が大切」より[https://kurashisozo.jp/heating/index.html ]

リフォームに使える補助金「こどもみらい住宅支援事業」を賢く利用して

「こどもみらい住宅支援事業」というのが始まります。
この事業は、リフォーム工事の総額が5万円かつ、必須工事を含むことで、工事の後に補助金が返ってくる制度です。
窓を例えば断熱性を上げるために二重サッシにとお考えですと、①開口部の断熱改修ですので、必須の工事に含まれます。

補助金が申請できるのは今年までです。
リフォームや修繕を検討されているのであれば、うまくこの補助金を申請できるプランにして、快適な暮らしを手に入れてください。

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