市川市や松戸市等では去年の台風15号、19号、10月25日の大雨で被災してしまった方には住宅の修繕支援というものがありました。簡単に言ってしまうと罹災証明を取った方であれば補助金がいただけるという事業です。
しかし、多くの方はこの支援制度を知らず、補助金がいただけないという事実を知りました。
なぜこの支援制度を知らなかったのかまとめてみますと
・樋や屋根の一部が損傷していたが、たいしたことだとは思っていなかったため特に何もしていなかった。
・たいしたことではない程度の損傷だったため、罹災証明を取るということを知らなかった。
・罹災証明書がどう役に立つのか、どう使うのかを知らない
・罹災証明書を取ったが、住宅の支援制度までは聞いていなかった
・気が付くのが遅く、補助金申請の申請期間が過ぎていた 等
国は基本的に冷たく、向こうから教えてくれることはありません。そのため、私たちが情報収集をして自分で申請をした人のみ適用になるのが普通です。
また、期限をつけて区切ります。1日でも遅れれば受け付けてはくれません。
今回、弊社のお客様もなかなか連絡が取れなかったため情報が伝えられず、最終的に1日遅れて申請しましたが受け付けてくれませんでした。
この制度は工事費の2割を支援してくれる制度でしたので、利用できた人は資金面で大いに助かったことと思います。