プロがいなければ・・・

自分自身は建築という分野から、

その人が本当に望んでいるライフスタイルを提供する

という使命をもって仕事をしています。そのため数年前から、よりその使命を果たすため、不動産の分野にも進出しました。

不動産分野に進出した理由の一つは、お客様が土地や既存の建物を購入する時にプロのアドバイスがないまま決定してしまい、後で後悔したり、補修等で思っていた以上に金額がかかってしまったという姿を多く見てきたことです。

私の知る限り、不動産屋さんに建築士が在籍してることは稀で、仲介をしている不動産屋さんには建物に関するプロがいないということにもつながってきます。なぜ高い買いものをするのに土地や建物を調べないのでしょうか?不動産屋さんの営業マンを信じきっている、あとはお任せといった方がとても多いことにびっくりです。不動産屋さんの営業マンはプロはプロでしょうが、家や土地自体のことについてはどこまで詳しいのか?ということを言いたいのです。購入にあたって一番重要なことはインスペクション(建物調査や診断)です。土地や建物は高い買い物です。スーパーに言行って食材を買うとき、よく見て買うと思います。しかし、高価な建物や土地などは特に調べず、言われるがままで決定してませんでしょうか?

また、他の人が物件の購入の意思を見せているので、早めに決めてください等の営業マンの言葉で決めてしまってはいませんでしょうか?

プロはどこの世界にも必ず必要です。不動産屋のプロとは建物自体や土地の状態に詳しいということではなく、その人に見合った物件をさがすことや、資金計画、資産活用などに特化している方を指すのではないでしょうか?

特に私はリフォームを生業にしているため、顕著に思うところでもあります。これからは不動産にも建築のプロをより重視した会社が生き残っていくのではと思います。

 

社長

 

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