昭和56年6月(1981年6月)に建築された建物の耐震性は大丈夫か?


耐震診断をしていて思ったのですが、勘違いをされている方が多くいらっしゃいましたので、改めてこの場で書かさせていただきます。

まず、新耐震基準が施工されたのは1981年(昭和56年)6月1日になります。

よって、この日以降に建築確認を受けた建物が新耐震基準で作られたということです。

ここから言えることは

新耐震基準で施工された一般の戸建て住宅は、完成時期が早くても1981年9月ごろではないかと推測ができます。

マンションであれば通常1年程度の期間が必要になりますので、1982年の中ごろになると推測できます。

そのため、旧耐震基準で建てられた建物なのかどうかを判断するのは1981年5月までに登記したものだからということではなく、早くとも1981年9月以降の登記でなければ新耐震基準で建てられたとは言い難いということです。

マンションでは一概に1982年に建てられたものでも新耐震基準で建てられたかどうかはわかりません。

以上のことから、1981年1982年さらに1983年までの建物に関しては、しっかりと調べないと新耐震基準で建てられたかどうか判別ができないということです。

特にこれからマンションや戸建てを購入することを考えている方は気を付けるポイントにもなります。

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市川市立第六中学校で職業講話をさせて頂きました。


本日はご縁があって、地元市川市の第六中学校の中学1年生を対象に職業講話をさせて頂きました。

悪ガキだった私が、まさか自分が教壇に立って話すとは夢にも思っていませんでした。また、振り返ってみるともうそのような歳にもなったのだとも感じました。

職業講話とは学校のキャリア教育の一つとして行われているもので、いろいろな職業の方の話を聞くことで、どのような仕事なのか?そして将来したい仕事について考えてもらう事が目的だそうです。

私が話したのは建築を中心とした話ですが、あまりマニアックな話はせず、働く意味、そしてやりがいとは何ぞやということに的を絞って話させていただきました。

このような機会が得られたことに感謝するとともに、地域に私ができる事、そして弊社でできる事は出来る限りさせていただく事が大事なんだと改めて実感した次第です。

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悩みを解決し、想いを共有することが求められている


先ほど、10月中旬ごろに相談があった方から連絡が入りました。(高齢者の女性で戸建で一人暮らしの方で、家の耐震性が気になり、相談したいということでお話をさせて頂きました。)

その時は、すでに他社にて外壁の塗り替えの話が進んでおり、どうせやるなら耐震補強もという考えをしていたようですが、一般的な費用を伝えると考え込んでしまいました。

耐震の相談の多くは家が大地震で耐えるのかどうか?ということですが、費用を伝えると多くの方が補強まで行かないのが現状です。

地震で家が倒れるかもしれないという不安は、お金というものの価値と比較すると小さくなってしまう(またはかすんでしまう)ようです。

確かにお金は大切なものであります。しかし、お金自体に価値がないということを理解しなければいけないと思います。

お金という道具で幸せを手に入れる。これこそが一番だということを父が亡くなった時に教えてくれました。

今回のお電話では、やはり耐震性が気になってしまい、もう一度相談したいとのこと。

明日、お客様が求めているものをもう一度再認識し、最良の提案をさせて頂こうと思います。

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浴室について考える 5


最後に「非日常感」

これをどう表現するかが問題ですが、「温度差を体感できる環境」というところに焦点を当てていきたいと思います。

私の家の浴室は2階にあり、窓を開けっぱなしにしても特に問題なく入ることができる環境にあります。これが気持ちいのなんの。^^

特に冬は窓を開けると冷たい風が入ってきて、浴室内に白い湯気が舞い上がり、肌も寒さでピリッとし、まるで露天風呂に入ったように感じます。

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窓から見る景色はよくありませんが、夜は暗くなるため、あまり外の様子も見えないので、目をつぶって湯船につかっていると、本当に温泉にきた気分を味わえます。

上記の様なことを実現するには、窓の位置を低くすることです。

「風に当たり、温度差を感じる」

これで非日常感が体験できます。

また、窓の外に坪庭等の景色を意識した庭を作ったりすることでより非日常感は増すことでしょう。庭を作らずとも、窓から見える塀に竹を貼ったり、レンガタイルを張ったりすることでも雰囲気はだいぶ変わると思います。

以上のように、住宅における浴室は

・今まで住んでいた浴室のサイズより1つサイズを上げる

・ドアはできるだけ引戸とし、透明なガラスやアクリル板にする

・窓の位置はできるだけ低くし、開放感をより求めるのであればより開口の大きいものを選ぶ

上記3つの事をとりいれるだけで、今までとは違った浴室に変わります!

余裕があるのであれば、浴室でテレビや映画を見たり、外部の音源を取り込んで天井スピーカーから音楽を楽しんだり、ジャグジーやミストサウナ等で癒す設備があればより完璧ですね!

まとめですが、

今までのプランニングでは、水廻りは各部屋の大きさを決めて、ある意味残りの空間に当てはめることが多かったように思います。しかしこれからは水廻りを癒しの場としっかりと定義し、必要な面積を確保し、プランニングする必要があります。特に、子どもたちが出ていって家族2人だけになった家には、使われていない部屋が存在します。何も役に立っていないならば、現在の暮らしを楽しんだ方が良いのではないでしょうか?

リフォームにしろ、新築で家を建てるにしろ、浴室の大きさは今までより大きくとるプランニングをすること、そして洗面室も合わせて1坪半を意識してプランニングすることが必要になります。今回は書きませんでしたが、洗面室もある程度面積が広がると世界観が変わります。

ぜひ、癒しの水廻りを手に入れてみてください。

 

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浴室について考える 4


本来であれば自宅に露天風呂を作ればなんてことはないんですが、今回はあくまで住宅の浴室に絞って考えています。

どうやったら住宅のお風呂を快適な空間にできるかが問題であり、

その根本が「癒し」

癒しのキーポイントが「開放感」であり「非日常感」

この2つを演出できれば実現できるはずです。

ではどうやって「開放感」を演出するのか?

それは広さで解決。

現在、戸建の建物の多くは浴室の広さが1坪タイプです。この大きさがある意味標準サイズだとすると、人間の心理上、少しでも大きくなれば広がり感がかなり出ます。

 

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ちなみに、私の家のお風呂は1.25坪サイズです。子どもたちの友達が遊びに来て、お風呂に入るとみんな驚きます。それくらい0.25坪のおおきさは偉大です。

しかし、これだけですとまだまだ広がり感は少ないため、次の手法は

ドアのガラスを透明にして、脱衣所(洗面室)をも浴室にカウントした広さとする。

当然、実際の浴室とは違いますが、感覚がまるで違うことに驚きます。

 

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そして、窓の位置。基本は浴槽の長手方向に設置します。

しかしそれだけではダメ。浴槽からの高さが重要なんです。

 

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上の左側の写真の様な窓の高さでは、浴槽に浸かっていながら窓の外の景色を楽しむことはできませんが、右側に様に窓の高さを浴槽に近づけることで、浴槽に浸かっていながら窓の外を楽しめることができます。

この3つの手法で「開放感」を演出します。

次回に続く・・・

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