エコを真面目に考える3 ~断熱化の代表格 二重サッシ


「断熱」とは家で言えば
「熱の流出入をいかにして抑えるか」ということになります。
家の中で最も熱の出入りが大きいのは「窓」。
熱の流出割合は家全体の 約58% も占めるそうです。
ちなみに「換気」で15%、「外壁」からの流出は15%、「床」は7%、「屋根」が5%だそうです。
上記から言えることは、「窓の断熱化が最も効果が出る」 ということになります。
窓の断熱化にはいろいろありますが、経済的で効果がある二重サッシが一番のお勧めです。
また、二重サッシをすることで結露が軽減したり、防音効果も生まれるといったうれしい効果があります。
少しマニアックなお話をすると、空気層を作ることで断熱効果を生み出しています。
ある記事ではこんなことが記載されていました。
空気の対流が起こらない状態を作り(密閉した状態)、空気層の厚みが1から10ミリ程度になるに従い、劇的に断熱性能が上がり、それ以降から30ミリ程度までは穏やかに断熱性能が上がるそうです。また、空気の対流が起こってしまう厚みまでになってしまうと効果が少し薄れていくとのことでした。
そういえば、ホームセンターで窓に「プチプチ」を張るような商品があるのを思い出しました。
私は使ったことがないので何とも言えませんが、上記の理論で行くと、かなり効果があるようですね!
by 社長

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エコを真面目に考える2 ~LED電球は本当にお得なのか?


前回お話しした省エネタイプの商品を使用することでエネルギーの消費を少なくできると記載しました。その代表格が電球です。
今では当たり前になったLED電球ですが、少し前までは電球型蛍光灯が出回っていました。
しかしLED電球はいまだ高価な商品でもあります。
そこで一般的な白熱電球とどのくらい差があるのか調べてみました。
それではまずはもっとも使われている60W相当で比較してみます。
白熱電球の消費電力は 54W
電球型蛍光灯の消費電力は 11W
LED電球の消費電力は 7W
よって電球型蛍光灯は白熱電球の20%、LED電球では13%の電力で同じ明るさを確保できるということになります。
次に消費電力を基に電気代を算出してみたいと思います。
いろいろな例があると思いますが、リビングの照明として考えてみると、1日約8時間つけていると設定します。
また、電気代は1kwhあたり22円として計算します。
この場合、
白熱電球の1灯では1日当たり9.5円
電球型蛍光灯1灯では1日当たり1.9円
LED電球1灯では1日当たり1.2円になります。
リビングで白熱電球を使用しているということであれば4灯から6灯使用していることになっていると仮定すると4灯の場合、1日に白熱電球では38円、電球型蛍光灯では7.6円、LED電球では4.8円の電気代がかかります。
さらに月換算にすると白熱電球では1,140円、電球型蛍光灯では228円、LED電球では144円。
1年ではそれぞれが13,680円、2,736円、1,728円になります。
ここまでくればどの電球がエコなのかよくわかると思います。
しかし、ここで忘れてはいけないのが電球の購入時の金額です。
白熱電球が150円程度、電球型蛍光灯が800円程度、LED電球が2,000円程度が相場だとすると、電球型蛍光灯にした場合、1年目で約8,900円の差が出ることになります。
LED電球はというと5,150円の差になります。
そしてそれぞれの電球の寿命も考慮して考えると最終的に「お得感」を取るのであれば(購入時の価格がこのままなら)、電球型蛍光灯でもLED電球でも金額の差はそれほど出ないことになります。
(今後、LED電球の価格が下がるようであれば差は歴然としてきます。)
「環境のためにエコ」を考えるならばやはりLED電球に軍配が上がるということになりますね。
ここからは私の私的な感想ですが、リビングやある程度長く照明をつけているお部屋の照明器具で白熱電球を使用しているのであればLEDか蛍光灯タイプの電球に交換することをお勧めします。
電気代は歴然!
特にシャンデリアを照明器具としている方はかなり変わりますよ!
また、ダウンライトが多いお宅も変わりますのでお試しください。
ちなみにトイレや短時間しか照明を付けない部屋では白熱電球でも差はそれほど感じられませんので、球が切れてから考えてもよいでしょう。
最後に、分電盤の回路が4~6個ぐらいしかなく、しょっちゅうブレーカーが落ちるような場合、電球を省エネタイプの電球に換えると落ちなくなる事もありますので試す価値はあるかもしれませんよ!
by社長

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エコを真面目に考える 1 ~家の電力消費について


こんなアンケート結果があります。
「エネルギーを一番使っていると思う用途」を東京理科大学の井上隆教授が消費者にアンケートしたところ、「暖房」・「冷房」と答えた人がそれぞれ40%に達し、「給湯」、「照明・家電」の用途を圧倒する結果となったそうです。
実際のエネルギー消費の調査結果は上記とは大きく異なり、関東では「給湯」が36.7%、「照明・家電」が41.5%で、「暖房」が20%、「冷房」が1.8%だそうです。
fc2blog_20150106140825512.jpg
上記の表からもお分かりのようにエネルギー消費が多い、「給湯」や「照明・家電」といったエネルギーをどのように使用するかがキーポイントではないでしょうか?
「給湯」は一年中水を加熱する必要があります。
また、「照明・家電」も一年中使用するものです。
ここから言えるのは毎日使うものなので、余計なものは使用しない、そして使い勝手を考えることと、少しでも省エネタイプの商品を使用することでエネルギーの消費を少なくできるという2点に焦点をあてるべきではないでしょうか?
by社長

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窓の省エネ、リフォーム減税


窓の省エネ、リホーム減税
こんにちは。平成20年の税制改正で省エネ改修促進税制が新しくつくられ、省エネ改修を含むリフォーム工事を行った場合、固定資産税の減額措置、または所得税の減税を受けられるというものがあります。窓の省エネ工事の場合、内窓の追加取り付け、窓の交換、または硝子の交換が必要となり、所得税の減税の場合、工事費用の10%をその年分の所得税額から控除、固定資産税の減額の場合には、翌年分の固定資産税額の1/3が減額されるというものになっています。他にもいろいろな工事別の助成がありますのでリフォームをお考えの方は一度調べてみたり、役所などに問い合わせてみるのも良いと思います。はせがわ

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