職人のマナーに関して


緊急工事のため急きょ予定を変更して、市川市A様邸の水漏れ現場の対応をしてきました。
1階脱衣室の天井からは水漏れの跡があり、その上部にはトイレと洗面化粧台が設置してありました。
水道メーターを見ると、メーターが廻っていたので上水の可能性が大と判断。
その後、道具を取りに会社に戻り、天井を開け、水漏れ個所を探すと原因は、お湯の銅管の一部に亀裂が入っていて、そこから漏れていました。
実は今回の話はそのことではなく、天井を開けた際のことです。
天井をあけると、天井裏には断熱材の屑がばらまかれて、意図的に放置したものと見受けられました。
このようなことは結構あることで、残念なことでもあります。
お客様はそのことを知らず、施工会社を信頼して家を建てている方が多く、家についても特に問題はないと思っています。
しかし実際に現場は職人さんに任せられ、監督さんや第三者の確認などほとんどないことが一般的です。
私も職人出ですので、職人さんの気持ちはよく理解しています。
職人さんを決してバカにしてはいませんが、もともと私も含め、やんちゃな方が多いのが現実です。
勉強が嫌い、学校も真面目に行っていなかった、遊びが一番。規則なんか守りはしない・・・
このような学生時代をすごし、大人になったわけですから、それほど人格は変わりはしません。
特に大人になると勉強する機会はほとんどなくなってしまいます。
だからこそ、現場は第三者が必要なんです。
そうなんです、現場管理者がいないとうまくはいかないんです。
ここでは話せない裏の話は山ほどあります。
いい人はいますが、すべてにおいてちゃんとやっているかといえば、NOと言わざるをえないでしょう。
建築でのいい仕事をするにはチームプレーでやるべきだと思います。
完璧な人がいないから、皆で補いあいながら仕事をしていく。
当然、人材育成も必要でしょうが、それでも職人さんだけにお任せてうまくいったことがありません。
腕のいい大工さんでも、私たちが現場を確認することでより完璧な工事になります。
完璧な工事とは、しっかりとした施工に裏付けられた安心できる家です。
安心・安全な家とは言い換えれば、技術力やノウハウを持った管理者が共に携わっていかないと出来ないということです。
だから、費用もそれなりにかかってしまう。
職人さんに直接頼む方法もあります。そうすることによって、費用も安くはなりますが、安心感は決して得られませんよ。
実際に現場をみれば、その答えがわかります。
見えないところに力を入れる会社、このような会社が本当に良い会社と信じています。
もし、信頼のある会社、そして心のこもった家を作ってくれるプロ集団の会社を探すには、その会社のトイレを見るべきです。
隅々まできれいにしているか? 匂いはどうか? トイレットペーパーの予備はどうしているか?
もっと言えば、トイレにどれだけ情熱をかけているかで判断できると思います。
社長

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