中古の戸建てはインスペクションをして購入すべし!


先日、知り合いの方から中古の戸建てを購入したいとの相談があり、どこに気をつけて見ればよいのかというのが質問でした。

私も返答に困ってしまい、手っ取り早く、「私がついて行って判断してあげるよ」と言って問題が解決。

というのも、木造の戸建ては一般の方では見えにくいところに瑕疵があったりすることが多々あります。

特に築が古くなればなるほど、瑕疵はあると思ったほうが良いでしょう。

瑕疵で一番多いのは、シロアリによる被害や雨漏りや水漏れによる被害。

そして、構造的な欠陥が挙げられます。

これらは床下や、天井裏、小屋裏に入らないとわかりずらいものです。

また、一般の方ではどういうものが瑕疵になるのか判断が難しく、経験を積んでいないと判別できないようなこともあります。

ちなみに一番わかりやすいのが浴室。

現在ではユニットバスが主流になりましたので、水漏れによる被害の心配はありませんが、一昔前の在来工法で作られた浴室は注意が必要です。

土台、柱は意外と被害にあっています。

新しい木造の戸建ても注意が必要です。

シロアリ駆除をやっている家は、駆除の方が床下を這いつくばって各部屋に行くことになります。その際、基礎が邪魔していかれない場合、多くは基礎を破壊することになります。基礎が破壊されるということは耐震的にマイナスということにつながります。

DSCN8308

シロアリ駆除やさんによる基礎の破壊

 

DSCN8306

浴室リフォームの際に配管を通すために破壊したと思われる

 

その他、いろいろ見るところが満載です。

どうしても築がある程度たった木造の戸建てがほしいのであれば、専門家に同行してもらい調査して判断してもらうことが一番の得策になります。

費用はおおむね3~6万円といったところでしょうか。

費用は掛かりますが、後のことまで考えるとやって損はないと思います。

 

 

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