浴室について考える 4


本来であれば自宅に露天風呂を作ればなんてことはないんですが、今回はあくまで住宅の浴室に絞って考えています。

どうやったら住宅のお風呂を快適な空間にできるかが問題であり、

その根本が「癒し」

癒しのキーポイントが「開放感」であり「非日常感」

この2つを演出できれば実現できるはずです。

ではどうやって「開放感」を演出するのか?

それは広さで解決。

現在、戸建の建物の多くは浴室の広さが1坪タイプです。この大きさがある意味標準サイズだとすると、人間の心理上、少しでも大きくなれば広がり感がかなり出ます。

 

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ちなみに、私の家のお風呂は1.25坪サイズです。子どもたちの友達が遊びに来て、お風呂に入るとみんな驚きます。それくらい0.25坪のおおきさは偉大です。

しかし、これだけですとまだまだ広がり感は少ないため、次の手法は

ドアのガラスを透明にして、脱衣所(洗面室)をも浴室にカウントした広さとする。

当然、実際の浴室とは違いますが、感覚がまるで違うことに驚きます。

 

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そして、窓の位置。基本は浴槽の長手方向に設置します。

しかしそれだけではダメ。浴槽からの高さが重要なんです。

 

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上の左側の写真の様な窓の高さでは、浴槽に浸かっていながら窓の外の景色を楽しむことはできませんが、右側に様に窓の高さを浴槽に近づけることで、浴槽に浸かっていながら窓の外を楽しめることができます。

この3つの手法で「開放感」を演出します。

次回に続く・・・

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