家に求められるもの 3


前回、想定外の災害に関してはリスクバランスが最終的な決定要素になると書きました。そこでリスクをどう考えるかをもう少し掘り下げて書いていきたいと思います。

危害を及ぼすすべての要因に対してその発生頻度や被害規模を全くなくすことはできません。となると絶対の安心はあり得ないという事を理解しなければならないということになってきます。

地震に関しても同じことが言えるかと思います。震度6強以上の地震は百年に一度起こるか起こらないかといわれています。また、連続で巨大地震が起こる可能性があることも今回の熊本地震で明らかになりました。現在の基準では連続で起こる巨大な地震を考慮していません。そう考えると、今の基準で作られた家ですらも住み続けるということは絶対とは言えなくなってしまいます。熊本地震では2000年以降に建てられたとみられる木造家屋が51棟全壊しているそうです。理由は今現在はっきりとしたものはありませんが、絶対安全とは言えないことを証明しているようにも感じます。

ではどう考えたらよいのでしょうか?

北野大教授は以下のように言っています。

「天災は忘れたころにやってくるという名言で知られる寺田寅彦には、もうひとつの名言があります。物事を怖がりすぎることも、怖がらないこともやさしいが、正当に怖がることはなかなか難しい、というもの。正当とはリスク・レベルを理解する、ということですね。ここが『賢い消費者』につながる気がします」

理解のためには、やみくもに知識を追うだけではなく、五感を働かせることも大事だ。「僕は食品の賞味期限を見るだけでなく、味覚や嗅覚(きゅうかく)を信頼して自分で確かめるようにしています。安全レベルを追求しすぎると、コスト的に高いものになってしまうから、常にバランスを取る感覚が大事だと思います」

要は 五感、そしてバランス感覚が問われるといっています。そのバランスは人によって違いますのでこれだというものはないかもしれません。しかし、このバランス感覚がないとコストを無視してしまうため最終的に良くない結果が待っているのかもしれません。

 



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